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2026/05/15

シャワーの水圧 強くできませんか

おうちのメンテナンス

Hanakoアフター担当 高橋です。

「エコキュートにしたら、シャワーの水圧が弱くなった?」
「前に住んでたアパートの痛いくらいのシャワーが良かった」
「シャワーの水量を増やせないの?」

そんなご相談をいただくことがあります。
シャワー自体が「節水型」ということもありますが、
【エコキュート】の仕組みから謎を解いてみたいと思います。
※ カラン側も吐水量が少ない場合や、お家全体の水圧が弱い場合は、また別の機会にお話ししたいと思います。


TOTOサザナ カタログより


エコキュートは「貯湯式」というお湯を貯めて使用する仕組みのため、
実は、一般的なガス給湯器からエコキュートに変えると、
水圧が以前の1/3程度になってしまうことはあり得ます。

一般的なガス給湯器は、水が管を通る時に瞬間的に温める「水道直圧式」で、水道の水圧をほぼそのまま利用できる仕組み(約500kPa)のため、吐水量の勢いで水圧が決まります。

一方、「貯湯式」のエコキュートは、一度タンクに水を貯める仕組みなので、貯める時にタンクが水圧で破損しないように減圧する必要があるため、水圧が170~190kPa程度まで下がってしまうのです。



ダイキン工業「エコキュートのしくみ」
https://www.ac.daikin.co.jp/sumai/alldenka/ecocute/structure



なんだか水圧が弱いな、って感じて相談したのに、
”節水タイプで優しい肌あたり ”って言われたり、、
”水圧が弱いのは仕方ない ”と諦めるのもモヤモヤしますよね。

エコキュートには「高圧式」製品もありますが、
今回は、給湯器本体を高圧式に入替えせずにできる対策について。

▶対策①:エコキュートの設定温度を上げる

手っ取り早く水圧を上げるなら、エコキュートの「沸き上げ温度」を高く設定してみましょう。
(※リモコンの給湯温度ではなく、タンク内のお湯の温度です)

40~43度の適温に設定していると、減圧されたタンクのお湯だけを使うため水圧が弱くなります。
しかし、設定温度を高く(50〜60度など)しておけば、シャワーを浴びる際、混合水栓で「高温のお湯」と「水圧の強い水道水」が混ざるため、結果としてシャワーの勢いを今より強くすることが可能です。

【注意点】

お子様がいるご家庭は、混合水栓の温度調節を誤って火傷しないよう十分ご注意ください。

シャワーの勢いが増せば、その分水道料金も上がります。使いすぎには注意しましょう。

▶対策②:低圧用シャワーヘッドに交換する

シャワーの勢いだけを改善したいなら、「低圧用シャワーヘッド」への交換がおすすめ。
ホームセンターやネット通販でも取扱いがあり、ご自身で交換が可能です。

【注意点】
水が出る穴を少なくして勢いを強くする仕組みのため、「お湯が当たる範囲が狭くなった」と感じる方もいます。購入前に、ネットの口コミやレビュー動画をチェックするのがおすすめです。

▶対策③:お湯を2箇所以上で「同時」に使わない

「キッチンで洗い物をしている時に、お風呂でシャワーを使うと水圧が下がる…」
これは、多くの住宅が1つの配管から枝分かれさせる「先分岐工法」を採用しているためです。

元々の水圧は一定なので、同時に複数箇所でお湯を使うと、水圧が分散して弱くなってしまいます。
「家族でお湯を使うタイミングをずらす」など、ちょっとした工夫で改善できます。


エコキュートで水圧が弱くなるのは、タンクを守るための大切な仕組みですから、
ご家庭の状況に合わせて、できそうなものからぜひ試してみてくださいね!

 

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