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2025/09/01

家が広く見える?狭く見える?配色と間取りの関係性

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女性建築士と造る家 オフィスHanako 長谷川です。
本日のブログテーマは“色の組み合わせと部屋の見え方”について
お話していきたいと思います。

新築のお打合せより悩みやすいのが色の組み合わせです。
最近ではInstagramなどで自分の家ではこうしたい!と参考にできますが、
最終的にはどのようにするのがベストなのか...
色の組み合わせは想像すればするほど難しく感じてしまいます。

そこで!
どのように色を組み合わせると部屋が広く見えるのか...
何色まで組み合わせても大丈夫なのか...など
一緒に考えていきたいと思います!

洋服でも同じようなことを聞くことがあるかと思いますが、
部屋を広く見せたいときは“膨張色”と言われる色を使用します。
白やベージュなどの暖色が例に上がります。
流行りの中でも特にベージュは施工事例でも見かけることがあるかもしれません。
逆にブラックなど暗い色や、暖色の中でも強調しすぎる色を多く使いすぎると
圧迫感を与え部屋が窮屈に見えてしまうかもしれません。

そこで色を取り入れたいときのポイントは、色のバランスです。
配色の要素は一般的に
「ベースカラー」「サブカラー(アソートカラー)」「アクセントカラー」
の3つと言われています。

ベースカラーは部屋全体の最も大きな面積を占めて全体のイメージを作り出すものといわれています。
(部屋全体のおよそ70%)
壁や天井の壁紙、床やドアの色などをこのベースカラーで統一していくと、部屋の全体像を組みやすくなっていきます。
次に来るサブカラー(アソートカラー)は部屋全体のおよそ25%、ベースカラーを補う役割を担っています。
カーテンやラグ、家具など部屋全体の雰囲気に合ったものでまとめていきます。
最後にアクセントカラーです。これは部屋全体のおよそ5%と小さい面積ですが、
部屋の中でも目を引くものであると全体を引き締めてくれます。
サブカラーやアクセントカラーはレイアウトを変更したりなどで変えることができるものですので、
少しずつ調整していくのも良いかもしれませんね!

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