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2023/07/31

クロークにカビ!?どうしたらいいの

おうちのメンテナンス

Hanakoアフター担当 高橋です。

カビが発生する条件は
温度20℃以上、湿度60%以上、
カビの栄養源となるホコリや汚れがある
という3つが揃った環境です。

原因を知って、早めの対処がおすすめです。

原因【1】汚れが残っている
カビは、ほこりや皮脂汚れなどを栄養にします。
洗濯で落としきれなかった所や、触ったところに菌が付きます。

原因【2】湿気(水分)がある
カビは、生乾きや湿度をためた状態で増殖します。
お洗濯を干すのをイメージしてください。
風が通らないと乾きにくいですよね。



原因【3】収納方法が密集
隙間なくびっしり収納してあると、
こもった空気の逃げ場がなく、ほこりも溜まりやすい。
お布団などのビニール系の収納袋は
風を通さないので中で結露します。
すのこを敷くなど、工夫しましょう。


では、カビが生えてしまった場合にはどうしたら良いでしょうか。


カビの落とし方は

①カビを取り除く
表面に付いたカビを固く絞った雑巾やブラシなどで拭きとる。

②アルコールで拭く
菌のたんぱく質を壊すので、残ったカビを死滅させます。
カビが発生している部分だけでなく、
全体に吹きかけるようにしても良いです。

消毒用エタノール(最も高い殺菌能力を発揮する濃度70%)


パストリーゼ77(食品にも使える高濃度アルコール)



③充分に乾かす
水分を残さないことで再発を防ぎます。

カビ自体は、空気中どこでも浮遊しているものですが、種類としては、
表面に生える白カビと違い、中に浸み込んでいる黒カビは、落としにくいです。

また、ウールや革製品は、天然素材ですので、菌が繁殖しやすいとも言えます。
高価な製品は、専用のカビクリーナー等をお使いになるか、
クリーニング店に相談するなど、早めに対処しましょう。


なお、キッチンや浴室で使用するカビ取り用の塩素系漂白剤は、
アルカリが強く、棚などの建材を傷めますし、
衣類などは色も抜けてしまうほか、
充分な換気と乾燥が必要ですので
居室での使用はおすすめできません。



空気が循環するように、定期的な換気を心掛けましょう!

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