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2022/05/19

40年住宅ローンのメリットとデメリット

お家づくりコラム

女性建築士と造るハナコの家五十嵐です

最近地元の銀行で「住宅ローン40年」を
歌うCMを拝見しました。

35年が一般的だった住宅ローンですが



40年…!!!!


自分の年齢に思わず40年足してしまったわたくしです。

いったい35年ローンと
何がどう違って
どんなメリットやデメリットがあるのかを
ご紹介したいと思います。



2021年7月に京葉銀行が住宅ローン融資期間を
40年に延長すると発表してから
続々と地方銀行でも
40年住宅ローン融資が加速してきました。

メリットやデメリットを正しく理解した上で
自分たちの人生設計にあった計画ができると
よいですね!

なんといっても40年ローンのメリットは


【月々の返済額を抑えられる】ということ!


これによって日々の
余裕が生まれます♪

総額いくらか…より、結局のところ月額での支払額を

今お住まいの賃貸と比較することはおおいのではないでしょうか?
ローンを伸ばす…ということは
当然月々の返済額はぐっとおさえることができます。

例えば、総額4000万円をローンとした場合

35年ローンで月々の返済額➡107,860円

40年ローンで月々の返済額➡  96,024円

(※あくまでシュミレーションですので実際の返済については
各ご担当者の方へお問い合わせください)


どうです?10万円を切るとなおの事魅力的に見えてきます。



子どもをもつ親として感じる事…それは子供の年齢によって
月々の教育費が全く異なる…ということ!!
今だけではない、将来も見据えた設計は大事になってくるのです。
※下の図は「小学校から大学まですべて
公立」に通った場合の
お子様の学費…です。





子を持つ親として…思うのは
実は
この限りではないという実態…



子どもの就学前は
想像すらしていませんでしたが、
スポーツに英語、ピアノ、通信教育…×兄弟数…
習い事も大きな出費
成長と共に必要な洋服や靴など生活必需品や

食費だって成長と共に増え続ける一方です。


そう考えるとお子様の成長に合わせて
大きな返済を設定せずに、
お子様の手が離れて、余裕が生まれた時の繰り上げ返済を
視野に入れて、日々の暮らしを豊かにする
この40年ローンという選択肢は、魅力的だなと感じます。


そしてこのローン

【若い世代でも無理なく返済ができる】
といった点も
注目されています。

25歳でローンを組んでも40年で65歳
無理なく返済…は魅力的ですよね。


反対にデメリットとしては…

やはり期間長期化により返済総額が大きくなることです。

借入額が4000万円
地方銀行:金利が0.725変動金利の場合

下図のようになります。











ただ…
一般的に35年のローンをかりても
繰り上げ返済や退職金での一括支払いなどによって
予定よりも早めに返済をしてしまうことも多々あります。


賃貸であれば35年や40年のローンで終わることはなく
そこに居る間は、賃貸料|駐車場代などは支払わなければなりません。

住宅購入であれば、ローン融資期間で払い込みは終了。
また土地や家は自分の資産となり、住まなくなれば
売却することなど「資産」となります。


こうした新しいチャンスを視野に入れて
自分たちに合った暮らし方ができると良いですね♪

オフィスHanakoでは、こうした資金のお悩みに
お応えできるシュミレーションシートを
相談時作成していただけます。
家族構成|趣味や過ごし方等できるだけ
詳細に聞き取り、無理のない楽しい暮らしができる
資金の計画についてお話させていただきます。

みるだけ、聞くだけでも大丈夫です。
是非ご来場くださいね♪


 

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